景品規約PLEMIUM RULE

景品類を考えるためのフローチャート

◆ チェックポイント
① 取引に附随して経済上の利益を提供するのかどうか。
② 懸賞によって経済上の利益を提供するのかどうか。

一般懸賞とは
  • 抽せん券やじゃんけん。
  • パズル、クイズ等の正誤、作品や競技の優劣などの方法を用いて景品類を提供するもの。
共同懸賞とは
  • 一定の地域の小売業者の相当多数が共同して行う場合。
  • 商店街等で相当多数の商店等が共同して行うもので、中元、年末などの年3回を限度とし、かつ年間70日の期間内で行う場合。
  • 一定の地域の旅行業者等の相当多数が共同して行う場合。
総付景品と

一般消費者に対して懸賞の方法によらないで

  • 旅行の申込者、参加者全員に
  • 来店者全員に
  • 申込又は来店の先着順に景品類を提供するもの
オープン懸賞とは
  • 旅行の購入を条件にしない(取引に附随しない)で新聞、テレビ等のクイズにより応募させるもの。

規約の構成

1条 目 的 設定の趣旨(不当な顧客の誘引の防止並びに一般消費者による自主的かつ合理的選択及び公正な競争の確保)
2条 用語の定義 使用される用語の定義(事業者、景品類等)
3条 一般消費者に対する景品類の提供の制限 一般消費者を対象として提供できる景品類(懸賞景品、総付け景品)
4条 相手方事業者に対する景品類の提供の制限 取引先事業者を対象として提供できる景品類(懸賞景品)
5条 公正取引協議会の事業 規約の周知徹底、相談、指導、苦情処理、違反事実の調査等
6条 違反に対する調査 違反事実に対する調査の手続
7条 違反に対する措置 違反行為に対する措置の手続き
8条 違反に対する決定 措置の決定をする場合の手続
9条 規則の制定 施工規則・運用基準を定めることができる旨及びその手続